博治から 博治へ             照屋寛徳議員のブログから       

衆院議員で弁護士でもある照屋寛徳議員のブログに、山城博治さんとの面会の様子が掲載されています。以下、許可を得て該当部分を掲載します。リンクから全文が読めます。ご覧ください。

2017.1.13 その1

http://terukan.ti-da.net/e9275856.html

さて、辺野古新基地建設反対闘争、東村高江の米軍ヘリパッド建設工事阻止闘争で、現場指導の責任者だった沖縄平和運動センターの山城博治議長が不当逮捕され、異常な長期勾留をされてから90日余が経過した。

(私と博治さんは同郷で、前原高校の先輩後輩の間柄でもあり、付き合いは長い。以下、敬愛を込めて「博治」という)

博治は、昨年12月26日に名護警察署留置場から那覇拘置所へ移監された。

博治の早期釈放を求めて、刑事法研究者らが声明を発表し、博治の地元うるま市の市民を中心に早期釈放要求の署名活動が進んでいる。
昨日は東京でルポライターの鎌田慧、作家の落合恵子、評論家の佐高信さんらが記者会見し、同時開催の集会で博治の早期釈放を求めた。私も、記者会見直前に御三方に会い、拘置所で聞いた博治の感謝の意と共に闘う不屈の意思を伝えた。

博治は勾留いらい、接見禁止が続いており、弁護士以外の者と面会できない。私は「弁護人になろうとする者」(弁護士)として、これまで名護警察署留置場で3回、去る1月4日と11日の両日に那覇拘置所で接見している。

博治に対する不当逮捕、接見禁止付きの異常な長期勾留は、権力によるでっち上げ、狙い撃ちに違いない。辺野古・高江の闘いとウチナーンチュの平和と尊厳を求める非暴力抵抗闘争をつぶす目的に出たものだ。(追々論証する)

博治の早期釈放を求めるウチナー、全国及び国際社会の仲間の皆さん、拘置所の中の博治は、意気軒高として元気です。皆さんの運動や励ましに勇気を得て、不屈の闘志を絶えず燃やしていますので、ご心配なく。食欲もあり、独居房で体を鍛える運動を続けております。今は、やがて始まるであろう公判に備えて対策を練っております。

このブログを読んでくださった皆さん、過剰な不安を煽るネット情報に一喜一憂することなく、どうか博治の不屈の闘志を信じてやってください。
とはいえ、不当勾留の長期化は看過できません。弁護団と共に一刻も早い釈放を求めて頑張ってまいりましょう。

 

2017.1.18 その2

http://terukan.ti-da.net/e9287525.html

今日(18日)、午前10時から11時の間、那覇拘置所にて山城博治に接見した。
健康状態を訊き質したところ、先週の接見時と特段の変化はない、との返事をもらい一安心した。
とはいえ、去る17日で長期勾留も3か月を超えた。いかな博治でも接見禁止が付され、家族や仲間との面会も許されず、相当にキツイだろうな、と察する。

私から博治に、12日の津堅島海域における米軍の無通告パラシュート訓練強行、それを受けて16日に私、社民党県連、うるま市議会会派「いぶきの会」で沖縄防衛局長に抗議をおこなったこと、昨日は「安保の見える丘」で嘉手納爆音訴訟原告団と沖縄平和運動センター共催の抗議集会が開かれるとともに、山内徳信元参議院議員らの呼びかけで集められた山城博治の不当長期勾留に抗議し、即時釈放を求める署名約4万筆が那覇地裁宛に提出されたことなどを伝えた。
博治は、独居房の中で地元2紙を読んでおり、それらを詳細に知っていた。二人で悲憤し、日米両政府による沖縄への基地負担の犠牲強要に闘い続ける意思を確認し合った。

博治からは、去る15日の沖縄平和運動センターや市民団体らによる那覇地裁前での長期勾留釈放要求と博治への励ましの声は、ハンドマイクを通して独居房まで届いており、大変に勇気を得たこと、仲間の皆さんに「屈せずに頑張る」と照屋さんから伝えてくれ、とのことだった。
接見終了後、すぐに私から関係者に博治の言葉を伝えた。

私の接見中に、大田朝章弁護士も加わった。大田弁護士は長年務めた裁判官としての経験から「異常で不当な勾留である。健康を損ねないよう十分に気をつけるように」と話しておられた。

3人で、博治の長期勾留は辺野古新基地建設反対運動をつぶす目的だ、負けるわけにはいかない、などと確認し合って接見を終えた。
私が拘置所を出ると、博治の妻・多喜子の姿があったので、接見の一部始終を報告し、その足で上京した。

 

2017.1.26 その3

http://terukan.ti-da.net/e9305509.html

山城博治が不当逮捕され、長期異常勾留と接見禁止処分を受けてから100日を超えた。

1月25日は、山城博治が名護警察署留置場から那覇拘置所に移監されて、ちょうど1ヶ月目であった。
その日、私は那覇拘置所にて今月4回目の接見をした。

実は、先週山城博治の長期勾留に異議を唱え、彼の拘置所での健康を心配している宮崎県在住の樋口さんから電話があった。私から拘置所における博治の様子を伝えると、少し安堵したようであった。

樋口さんは、護衛艦「たちかぜ」裁判の原告である。自衛官いじめ自殺事件で国(防衛省)を相手に裁判を提起し、全面勝訴判決(福岡高裁、国の上告なく確定)を勝ち取った人である。
樋口さんは、やさしい方だが、不正と不条理に不屈に闘う心の強い人である。私や博治とも長い親交がある。

その樋口さんに「博治さんは独居房と聞いたが、房内は陽が当たるかしら。運動はしているかしら」などと問われた。
私は、不用意に「樋口さん、博治は陽に当たらんでも色黒だし、房内で腹筋運動などして鍛えているから大丈夫だよ」と返答してしまった。博治、樋口さん、ゴメン!

昨日の博治との接見の折、いつになく博治の顔色がよいので、樋口さんが心配していた旨を伝えた。
そしたらビックリ。博治の説明では、拘置所4階南向きの房に移されたところ陽当たりがよく、以前の独居房と比較にならないくらい太陽の光を浴びることになった、とのことだった。
まさに以心伝心、神の手配、樋口さんの願いが伝わった。

博治は、拘置所で毎日1回、午前中に運動する時間もあるようだ。(もっとも狭い場所だが・・・)

昨日の接見時には、博治の妻・多喜子も差し入れに来ており、博治とも相談のうえ豆乳、紅茶、コーヒーを差し入れることを決めた。

なお、全国の仲間から差し入れの飲食物が届くが、拘置所指定の売店で購入できる飲食物しか房内への持ち込みが認められず、せっかく送ってもらっても、送り返されるか廃棄処分になる。
このブログをご覧になっている皆さん、博治からも「お心遣いは大変ありがたいが、差し入れは一切ご遠慮ねがいたい」との強い要望がありましたので、この場を借りてお伝えします。どうかご理解ください。

さて、話を本題に戻そう。
博治の長期異常勾留、接見禁止処分は、明らかに裁判所の露骨な意図による弾圧である。安倍政権の指図を受けるがまま行政権力に屈服し、司法の独立を自ら否定し、法と正義に反するものだ。
彼らが、博治が辺野古新基地闘争の現場に戻ることを嫌い、恐れているのは間違いない。

そのような中で、去る1月18日付の琉球新報に、米ワシントン州弁護士でもあるローレンス・レペタ明治大学特任教授への池田哲平記者のインタビュー記事が掲載されている。(詳細は、琉球新報をお読みいただきたい)

インタビュー記事の中で、レペタ氏は、山城博治の長期勾留は「国際人権法」に違反する、と指摘している。
琉球大学の森川恭剛教授も、1月22日付の沖縄タイムス論壇で「山城博治氏の勾留違法 刑事法側に不正 『解放』を」と訴えている。

博治の早期釈放を求める声は、日増しに高まっている。ワシントンポストでも報道された。
私が、ブログで書き綴る「博治から 博治へ」も多くの人に読まれているようだ。

全国の皆さん、博治の早期釈放を求めて声を挙げ続けよう。

 

 

 

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