仲間を返せ!今すぐ返せ!

富樫純子さんより寄せられた文章を掲載します。

仲間を返せ!今すぐ返せ!

富樫純子

  この冬一番の冷え込みの中、山城博治さんと二人の仲間の不当逮捕長期勾留に反対し糾弾する那覇地裁前集会に参加した。三々五々人々が集まり、早期釈放を求める署名の呼びかけが行われ、近況の報告をする人々の輪が出来ていった。高江や辺野古で博治さんと一緒に座り込んだ方々の姿が多く見られたのは当然だったが、白状をついてお一人で参加した方や見慣れないお顔の方もおられ、博治さんたちの不当逮捕に対して人々が怒りと危機感を持って参加してくれたのを感じ心強く思った。

山内徳信元参議院議員が明治時代の大津事件(ロシア帝国のニコライ皇太子が日本人巡査に傷つけられた事件。政府から死刑判決をと圧力がかかったが、裁判官が司法の独立を堅持し、日本における三権分立が確立するきっかけとなった。)を引き合いに出し、地裁の職員に向けて、裁判所は両親の砦の役割を忘れないで欲しいと訴えた事が特に心に残った。

また、次のような琉歌が紹介され人々の心を揺さぶった。

天ん知りみそら 月ん知りみそら 里が行く先や 照ららたぼり

意訳:お天道様もよくよくお見守りくださり、 お月様もよくよくお見守りくださり、           恋しい方が行く先をどうぞ明るく照らしてください。

戦争に取られた身内を偲ぶ歌と思われるが、里を政府の強硬政策に翻弄される郷土沖縄に置き換えると胸に迫るものがあった。

大城悟さんが拘置所に向かって「山城さん聞こえますか。博治さんが一緒に闘いに参加できる日まで皆で現地で頑張ります。」と呼びかけたとき博治さんの「頼むぞー」と言う返事が聞こえた気がした。反対運動を潰す目的で長期勾留が行われているのは明白で一刻も早い釈放を求めたい。

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