抵抗に呼ばれた友のために

添田充啓(高橋直輝)の友人のWです。またこちらをお借りして書かせていただきます。
5ヵ月にも及ぶ不当な拘留に耐えた山城博治議長の保釈の様子を熱い思いで見つめていました。まだ法廷での闘いは続きますが、ひとまず解放された山城さんの姿は高江、辺野古で戦う人々にきっと勇気を与えることだと思います。

その姿をメディアが大きく報じる中で、沖縄タイムスの阿部岳記者はご自身の記事を瀬長亀次郎氏の言葉で締めくくっておられました。
「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」。
山城さんの釈放というニュースに対して喜びの声が飛び交う中、阿部記者の記事を読み、この言葉でまた胸が熱くなりました。勿論瀬長氏のこの言葉からはすでに半世紀の月日が流れています。沖縄を取り巻く問題は半世紀、さらにそれ以前から地続きであることは言うまでもなく、この言葉は沖縄で闘う人たちの胸の奥深くに刻まれてきた言葉なのだろうと思います。
しかし山城さんに対する不当な逮捕、運動に対する政治弾圧としか言いようのない長期拘留から、弁護団や支援者の皆さんの粘り強い声に圧されて釈放が決定し、山城さんが那覇拘置支所からその姿を現した瞬間、半世紀前の言葉が今再び強い光を放ちました。
私はこの短い、しかし熱い言葉の中に山城さんがいるのだと感じました。
そして、今この言葉の中には沖縄の「抵抗に呼ばれた友」添田充啓もいるのだとも。

山城さんや添田に対する弾圧は我々に対する弾圧であり、彼らが抵抗している事実に我々は呼応しなければならない。
我々は、いや私自身がまず高江で闘っていた添田の「抵抗に呼ばれた」友人なのだから。

「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」。
この短い、そして強烈な闘いの意志を表明した言葉の中には山城さんと添田がいる。
今も沖縄で戦い続ける皆さん、全国から沖縄に思いを馳せ注視し続ける人々、そして勿論我々もいる。
6ヵ月以上にも渡って意味不明の理由による拘留で自由を阻まれ、まだ今もひとりでの闘いの中にいる添田を我々と共に、全国の皆様も支えて下さるよう、心より、心よりお願い申し上げます。

添田、もうすぐだ。

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